‘写真で見る’これまでの自助ミーティング!
2001.12.16 第1回 性的被害の男性サバイバー自助ミーティング in 大阪 ↓参加者が飲んだ飲み物と部屋に飾った花でご報告で〜す。 |
2002.3.9 第2回 in 大阪 7人 |
2002.4.6 第3回 in 大阪 4人 |
2002.4.27 第4回 大阪 4人 |
2002.5.25 第5回 大阪 5人 |
2002.6.8 第6回 関東(埼玉熊谷市) 初の関東ミーティング! カンはいっぱいあるけど、参加者は4人で〜す(笑) |
2002.6.15 第7回 大阪4人です。(^_^) |
2002.7.6 第8回 大阪3人です。(^_^) |
2002.7.20 第9回 熊谷。 |
2002.9.7 第10回 大阪。 3人。回を重ねたおかげで、リラックスしてざっくばらんに話しが出来るようになりました。 |
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2002.10.6 第12回 静岡。 6人(内、新しい方が2人)。 男性の精神科医1人もオブザーバーとして参加。 S&Sネットワークがリンダ・ジンガロさんを招いて、男女のサバイバーや家族、サポーターなど広く対象にしておこなった2日間のセミナー。そのセミナーの2日目に、男性サバイバーの自助ミーティングを行いました。 リンダさんにも30分ほど男性サバイバーについて話してもらい、質疑応答もしました。有意義でかつ歴史的なミーティングになったと思います。 写真はセミナーには多様な方が来ておられたので、撮りませんでした。 |
2002.10.20 第13回 青山。 10人。 新たに参加してくれた3人の皆さん、お会いできてよかったです。 |
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2002.11.2 第14回 大阪。 |
2002.11.9 第15回 静岡。 |
2002.11.17 第16回 東京。 |
2002.12.7 第17回 大阪。 |
2002.12.14 第18回 静岡(合同ミーティング)&忘年会(笑) 6人 |
2003.1.19 第19回 東京ミーティング 5人。 |
2003.2.23
第20回 横浜。総参加者数20人。 横浜のアデクション・セミナー(総参加者約500人)で、大ホールでの男性サバイバーによる体験発表と、一般人を招いたオープン・ミーティングを行いました。当日はもしかしたら、来ている仲間はわずかなあと不安に思っていたところ、朝から何人もの仲間の男性サバイバーが来てくれて、それだけで感激して涙が出そうになりました。一般に向けて男性サバイバーの存在を主張した点で、歴史的な1日でした。 |
【くろたけがミーティングのメンバーが飲んだ空き缶の写真を集めているわけ】 ミーティングのメンバーの皆様へ:男性性被害の理解を社会全体で深めてもらう目的で、下記の空き缶の写真を展覧会、セミナー、雑誌、ネットほかで公開しますので、ご了承ください。 空き缶とその写真がそこそこの数になったら、ちゃんと社会に向けて公開したいなあ〜と考えています。最初は比較的安全感の高そうな虐待やメンズ関連のシンポジウムとか書籍や印刷物を通じて公開してみたいなあ、と。 というのは、これ以上の少年や男性の犠牲者を生まないために、また男性サバイバーのためのサポートを作ってゆくためには、男性の性被害について一般の人々により理解してもうらう必要があると思うのね。 でも、男性の性被害者が、自分の顔や名前を直接社会にさらすのは、かなりのリスクがともないますでしょう。 相当に安全な環境でないと、カムアウトはできないよね。 そこで、男性も性被害にあうことや、その傷の回復に向けて努力しているということを、これらミーティングの空き缶の写真や空き缶の実物を通じて、多くの人々に理解してもらおうと思い付いたというわけです。 それから、じつは、文字だけで男性サバイバーの自助グループを紹介すると、サバイバーすらからも「なんかあやしそうだなあ〜」とかって疑われちゃったりするのよね。(笑) 初回のミーティングの空き缶の写真をサイトで公開したところ好印象をもってくれた人がいて、しかも安心して参加できそうだと感じたと言ってくれたので、毎回、写真を撮ろうと思い始めたというわけです。 くろたけは変な趣味の持ち主だなって思っているかもしれないけど、でも、社会的公開を目指して、まじめに写真を集めているので、協力してね。(^_^) :*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.:*:・'゜☆。花はガーディナー(庭師)の象徴 ☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*:..:*:: サバイバーのアイデンティティーはさまざまに変遷して行きます。当初は被害に打ちのめされたヴィクティム(犠牲者)ですが、その後、被害後を生き、回復に向けて歩みだすサバイバー(生存者)としての重要な変化が起きます。それ以外にも、後遺症・加害者・裁判・社会など闘うウォーリアー(戦士)の時期もあります。 回復を自覚できるようになった暁には、サバイバーとしての自分に別れを告げ、自分の心の庭に花を咲かせいっそう自己を豊かにしてゆくガーディナーが待っています。 また、サバイバーからスレイバーへ変化して行く人もいるでしょう。スレイバーとは、苛酷な時代を生き延びたサバイバーの段階から、自己の人生を達成し成功させるスレイブ(成長)の段階へと転じてゆこうとする言葉です。 他にも、仲間や社会にメッセージを伝えるメッセンジャーや、他のサバイバーを援助するサバイバーサポーターとなる人もいれば、カウンセラーや精神科医などの専門職となるプロフェッショナル・サバイバーへと足を踏み出す人もいます。 もちろんこれらのアイデンティティーは、すべてのサバイバーに必ず同じ変遷が起きるのではなく、また順番通りに起きるわけでもなく、前後したり、重なり合ったり、あるいは経験しなかったりするものだと思います。ただ、これらの中で、サバイバーというアイデンティティーは、やはり重要だとわたしは思います。 性被害は永続する痛みをもたらすことがありますが、しかしその一方で並外れた強さと勇気を養う土壌となることもしばしばあるのだ、とわたしは思っています。 ミーティングの花は、その強さ、勇気、しなやかさ、繊細さ、忍耐力、共感能力の高さなど、サバイバーのポジティブな豊かさの象徴なのです。 (くろたけ記す) |