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「性被害の男性のための自助ミーティングへのお誘い」

グループ名:RANKA(らんか)(旧称:MSV)

(注)個人サイト内のこのページを借りて、自助ミーティングの窓口に利用しています。

※チラシをご覧の方はこのページで、詳細を確認して下さい。
ホームページ名:If He Is Raped (男性性被害者のための個人のホームページです)
ホームページのアドレス:
http://www.comcarry.net/~genbu/index.html


性的被害をうけた少年や男性のための自助ミーティング(男性限定)を、2001年12月よりしています。

「自助グループのチラシ」をダウンロードしてください。
チラシを読めば、下記は読まなくて結構です(下記はチラシより詳しくなっています)。

※チラシがうまく開けない時は、「Word ビューア」をダウンロードしてください。

チラシの再配布を歓迎します!

新規メンバーの参加もOKで〜す。(^_^)

★現在、自助グループ情報は、メールマガジン「IF通信」や、当サイトの掲示板ででお知らせしています。メールマガジン「IF通信」お申し込みは、コチラ

★はじめての皆様へ:ミーティングでは、原則として、話したいことを話したいように話していただけます(いわゆる「言いっぱなし、聞きっぱなし」です)。

また、一般的な話題を除き、個人の体験や発言が外部に漏れることはありませんので、リラックスしておいでください。
ミーティングの運営の仕方は時に変更することがありますが、参考までに目を通してみてください。

★当サイトを利用して、ミーティングを開きたい方や、ファシリテーター(世話役)をしてくれる方は、くろたけ宛メールで申し込んでください。

ファシリテーターの方が、会場の確保、ミーティングの進行、参加者へのメール連絡をしてくれれば、全国どこででも開けるシステムになっています。
なお、ファシリテーターをする方は、連絡用メールアドレスが必要です。メールにはメンバー間の個人情報が書かれることもあるので、プライバシーの守れるメールアドレスが必須です。

★書籍や雑誌やチラシやインターネット上に、このミーティングの紹介や歴史、参加者の感想や体験談、サイトのURLを載せることがあるので、了解しておいてください。

 


性的虐待やセクハラ、性的いじめ、性暴力の傷をたったひとりで癒すのはたいへんです。しばしば性被害は秘密の中で起きており、秘密を抱えたまま、孤立したままで、癒しをおこなうのは難しいと言えると思います。

誰だって、自分の性的な傷と向き合うことは、とっても勇気のいることです。しかし、仲間と出会い、秘密をうち破り、体験を分かち合うことは、生きる力となります。

仲間と語り合えばすべてが一挙に解決するわけではありませんが、性的被害からの回復のためには、安全な場所で「語る」ことが有効です。

それも、嘆いたり、恐れたり、怒ったり、泣いたり、笑ったり感情を取り戻しながら語ることが大切です。また、同じ体験をしている仲間の話を「聴く」ことも役立ちます。

はじめてこのような会に参加するには、いろいろな不安や心配がたえないと思います。加害者が男性だった人は、男性中心の集まりであるために、参加者に加害者を投影して、恐れを感じるかもしれません。

そこで、参加者すべてが安心でき、一人ひとりが尊重されるミーティングにしたいと考え、下記のような「注意事項」を設けています。少し長くて恐縮なのですが、参加者はこの「注意事項」をお読みの上、守ってください。あくまでも、常識の範囲内なので、気楽においでください。

では、お待ちしていま〜す! !(^^)!

名 称 性的被害の男性サバイバーの自助ミーティング(MSV)
参加資格 セクハラ、チカン、性的いじめ、ストーカー被害、性的虐待、性暴力、レイプの被害にあったことのある男性およびトランスセクシャル・性転換者・インターセックス(半陰陽者)の方。(男性限定、および男性の時に、あるいは自分の男性性ゆえに被害にあったと考えている方)

よかったら、掲示板で簡単な自己紹介をしていただけるとうれしいです(必須ではありません)。

参 加 費 1,000円以内の予定(会場費+資料代ほか)

注:世話人(ファシリテーター)の負担を軽くするため参加費はミーティング1回ごとに精算し、残金が出たときは街角の募金箱に募金などしていますので、ご了承ください。 

日時

会場

現在は不定期の開催です。

 上記のメルマガ「IF」通信を購読するか、「自助グループのチラシ」をダウンロードしてください

連 絡 法 当日参加をご希望される方は、下記の4点を書いて、上の各会場のファシリテーターのメールアドレスか、下記の「くろたけ」氏宛にご連絡ください。

くろたけ宛メール

お知らせいただいた内容は、グループ運営のために、事務局やファシリテーター(世話役)の間で共有することがありますので、ご了解ください。外部に漏らすことはありません。

@お名前(仮名OK)

A簡単な自己紹介

Bあなた専用のEメール・アドレス

C「自助グループ参加希望」と明記

◆上記は、ミーティングの安全な運営のために、知らせていただいております。

◆なお、下記の「注意事項」にも、目を通しておいて下さい。

注意事項 ミーティングにみんなが安心して参加できるようにするには、どうしたらよいでしょうか?

一般のオフ会でも時にトラブルが起きることがめずらしくないようですし、話したプライバシーが他のいろんな場所で話されたり、あるいは特定の人が排除されたり、他人に怒りを転移するようなことは、避けなくてはなりません。

また、特定のメンバーが支配的に振る舞うのも、主催者の力が強すぎても良くありません。他人から支配されたことで傷ついたサバイバー同士の集まりでは、メンバーが平等であることが重要だと思います。

そう考えてみると、ミーティングではなによりも、「分かち合い」を重視した会にしたいと思います。そこで自助グループ形式でするのがいいのではないかと考え、下のようなルールを採用しています。参加者は下記のルールを守ってくださいますようにお願いします。

  • 仮名、ニックネーム、ハンドル・ネームを使う。本名は使いません。
  • 「言いっぱなし、聞きっぱなし」が原則です。つまり、話したいことを、話したいように話します。話したくないことは話さなくてもOKです。また、話し手の話しに静かに傾聴してください。
  • 他のメンバーへの批判、説教は禁止です。(他人を傷つける行為をする時は例外です)
  • ミーティングで聞いたメンバーのプライバシーや体験を外部に漏らさない。ただし、一般的な被害事例や知識・ミーティングの運営方法ほか安全を脅かさない事柄は持ち出しOKです。詳細は下の「ミーティングからの持ち出し禁止について」参照。
  • 「私」(I)を主語にして、「私は・・・と考える」「私は・・・と思う」という形式で語りましょう。回復するのは「私」。私を主語にして語るのことの意味は、他人への攻撃的メッセージではなく、回復のために自分の考えや気持ちを述べているということです。
  • もしミーティングで自分一人で抱えきれないものをもらった場合は、自分にとっての安全な場(例えば、治療者との面接、守秘義務を理解している仲間や友人、電話相談、次回のミーティング)を利用してください。頻繁に、自分一人で抱えきれないものをもらって不安定になる場合は、ミーティングを休むようにしましょう。
  • 原則として、アドバイスや情報提供、用語の説明などをして欲しいときはみずから申し出てください。
  • ミーティング(および二次会)において、参加者間でセクシャル・コンタクトを持ったり、性的な誘いかけをしない。また、許可なく参加者の身体に触れない。(サバイバーは愛情や自己の意志と関係なく性的コンタクトを持ってしまうことがあるので注意しましょう)
  • 同性愛と、同性間の性暴力をはっきり区別しておいてください。男性による男性への性暴力は、同性愛ではありません。(加害者には異性愛者もいれば、同性愛者もいます)
  • ミーティングでは、原則として、参加者の間で住所や電話番号、本名などは交換しません。個人情報の交換やミーティング外で個別で会う場合は、各自の判断でお願いします。お互いの信頼感が生まれてきたら、電話番号などを交換して互いに助け合うのは良いことだと思います。(これについては下の【個人情報の交換について】を参照してください)
  • 「男らしさ」とか「恋愛」などテーマを決めて話し合うテーマトーキングをすることもあります。その時も、メンバーを傷つけたり、説教することは謹んでください。
  • 参加・不参加はその人の自由意志にまかされています。いつでも休会や参加中止ができます。
  • 身体的暴力や言葉の暴力を行使しない。
  • アルコールを飲んで参加しない。2次会(フェローシップ)がある時もアルコール抜きです。
  • 自分の体験を他人と比較しない。(他人との比較は自己の回復に有害です)
  • 参加者は自力で会場まで来て、自力で帰れる人であること。
  • 同性愛、セクシャル・マイノリティ、近親姦、加害体験、暴力、各種セクシャル・ファンタジーなどの話題も出ることがありますから、ご了承ください。
  • 加害衝動がある場合もみなで話し合って、加害を防ぐ方法を考えましょう。
  • 新規参加者がリラックスして参加できるように配慮しましょう。
  • 各自の言動の責任は、必ずそれぞれが一個の人間として取って下さい。ミーティング以外の場での各人の言動は各自の責任に任されており、自助ミーティングや当サイトとは無関係です。

◇◇◆◇◇◆◇◇◆ 下記も重要です ◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇

★ミーティングで参加者が飲んだ空き缶の写真を撮っています。これらの写真は男性性被害について理解を社会に深めてもらうために、将来、展覧会やセミナー、雑誌、ネットなどで公開しますので、ご了承ください。←写真や空き缶を集めている理由はこちら

★ミーティングが合わない方に対しては、参加をお断りすることがあります。例えば、症状がたいへん重い、怒りが強すぎて他の参加者を脅かす、たくさんしゃべりたいことがある方など。その様な場合は、個人セラピーやピア・カウンセリング(仲間によるカウンセリング)、電話相談、他のグループを利用したり新たに作るなど、別の方法をお考えください。すべての人に適合するグループを作るというのは、ほとんど不可能なので、このようなお願いをしております。

★ミーティングの後では、疲れたり、心が不安定になったり、性的な高ぶりを感じたりすることがあるので、自分なりのセルフケアの方法を身につけてください。たとえば、好きな音楽を聴く、踊りにゆく、本を読む、ゆっくりお風呂に入る、誰かに話しを聴いてもうらう、抱きしめてもらう、一人になる、日記をつける、自分が安心できるイメージ(セイフティ・イメージ)を心の中に思い浮かべるなど。
また、マスターベーション(自慰、オナニー)や、安全なセックスでバランスを取り戻せるならば、その方法も良いと思います。マスターベーションに罪悪感を持つ必要なないと思います。
なお、ミーティングと日常の区切りをつけるようにすることも大切です。

★この自助ミーティングだけですべての問題を解決しようとするのは無理があるので、各自でできるかぎり他にもサポートを確保してください。信頼できる友人や家族、サバイバー、ホットラインやセラピストでOKです。性的な話し以外のことを話せる場所も必要です。

★性被害に関する本も読んでみて下さい。知識は快復の力の一つです。本は「男性サバイバーに役立つ文献」で紹介しています。

★この注意事項について、変更したいことや付け加えたいことがあれば、その都度いつでも話し合うこととします。ルールに従うよりも、不安や問題を感じたらそのつど自由に話し合うということの方が重要だと思います。

★こうして注意事項を読んでみると、約束事でがんじがらめだね。でも、実際に参加してみればそんなでもないので、一度問い合わせだけでもしてみてください。また、ある程度続けて参加した方が得だと思います。では、お待ちしています。(^_^)

【ミーティングからの持ち出し禁止と、持ち出せること】 02/3/2

原則は、「ミーティングで聞いた個人の発言を外部でしゃべらない」ということです。すなわち、他のメンバーの体験やプライバシー(本名や住所など)を、他人が勝手に外部で話すことはできません。これはすべての参加者が安心して話せるようにするためのルールです。

逆に、持ち出すことのできる事柄もあります。
たとえば、性被害の一般的な事例や知識、自分自身の気づき、ミーティングの運営方法、ミーティングの安全な運営のために複数の運営者(ファシリテーター)の間でミーティング内の発言やトラブル等を話し合う場合、参加者の安全感を脅かさない事柄、参加者間の了解が得られる事柄などは、ミーティング外に持ち出すことができます(詳細は下記参照)。

要は、他の出席者のこと(体験談や住所ほか)は話せないが、自分のこととグループに関すること(運営・参加人数・記録など)は、話しても、書いても問題ないということです。

◎持ち出し禁止◎

  1. 参加者の名前・体験・プライバシー。
    例1:個人のプライバシーを犯す内容を、「ミーティングで、○○さんが×××と言った」などと外部でしゃべることは禁止。
    例2:どこの掲示板であっても、他人が「○○さんが男性サバイバーのミーティングに参加していた」というカキコミをすることは禁止。

  2. 会場の詳細な場所を、原則として、信頼できない人や不特定多数の人には知らせないでください。

  3. この他、ミーティングや参加者の安全感を損なうものは持ち出し禁止です。

◎持ち出しOK◎

  1. ミーティングで得た本人自身の気づきや感想は、外で話しても、ブログや活字・本・雑誌などに書いてもOKです。
  2. 個人を特定できないように一般化された被害事例、一般的な性被害知識、ミーティングの運営方法。
  3. 発言者本人が持ち出しを許可した体験。
  4. ミーティングの参加人数。
  5. ミーティングでのトラブルや運営方法について、複数のファシリテーターやミーティングの運営責任者の間で話し合う場合、ミーティングで発言された内容・個人の体験を取り上げて話す場合があります。これはメンバーやミーティングの安全を図るために必要な措置です。なお、この場合もファシリテーターや運営者以外に個人の体験やプライバシーやを漏らすことはありません。
  6. 参加者本人が出席したことを、みずから明かすのはOKです。ミーティングに出席した体験や感想・気づき・ミーティングの運営方法をふくめ、自分自身の被害体験を、本人が語るぶんについては、当然、自由にどこで語ってもらってもOKです。友人や家族との会話、一般向けのスピーチ、ブログや活字・本・雑誌などに書くのもOKです。
  7. ミーティングで一人で抱えきれないものをもらった場合や、困ったり、たいへん辛くて自分一人では解決できないときなどは、「守秘義務」をきちんと理解している人、たとえば治療者との面談・プライバシーを守れる仲間や友人・電話相談などで話し合って解決することOKです。要するに、自分の問題を解決するために、プライバシーの守れる相手と相談することはOKです。
  8. 男性サバイバーの自助グループが存在することや当自助グループの運営方法などを自分なりの方法で、関心ある友人、サバイバー、専門職、新たにグループを始める人をはじめ、およびひろく社会に向けて宣伝してもらってもOKです。ネットや紙に書いても話してもOKなので、大いに広めてください。
  9. 当サイトの掲示板に投稿されたカキコミは、すでにある程度の公開性を持っているので、持ち出しは一応OKと考えてください。たとえば、くろたけのカキコミは持ち出しOKです。ただし、他人のカミコミを当サイト以外の掲示板に転載したり、印刷物にプリントするときは、必ず本人の了解を得てください。
  10. ミーティングで参加者が飲んだ空き缶、およびその空き缶や花などの写真。将来、各種メディアで公開しますのでご了承ください。←写真や空き缶を集めている理由はこちら
  11. この他、安全性を損なわないもの。 
  12. 将来的には積極的に公開したい情報もあるかもしれません。

上記は試行錯誤しながら書いているので長文になっていますが、不変の取り決めではないので、なにか問題があればその都度話し合いましょう。

○oo●oo○oo●oo○oo●oo○oo●oo○oo●oo○oo●oo○oo●oo○oo●

上のようなことを参加者間で話し合ったのは、ミーティングのすべてを一切持ち出さないということは不可能だし、現実的ではないからです。

また、社会に男性性被害の実態を知ってもらったり、自助グループの情報を提供するためには、安全な形で情報を外部に提供する必要性もあります。

それから、参加者からも持ち出して良いもの(持ち出したいもの)と、そうでないもののを区別しておきたいという意見が出たので整理してみました。

たとえば、次のような状況下では、どの参加者でも自助ミーティングについて外部で話す必要が生じたり、実際に最低限のことを話すことがあると思います。

  • 治療を受けている精神科医やカウンセラーあるいは信頼できる人に、自助ミーティングに出席した体験や感想、各種の被害事例を語りたい。
  • 他人の発言や体験を考えてみることが自分の回復に役だつということもありますが、そのような時は、守秘義務がちゃんとしてるカンセリングなどの場なら話しても大丈夫でしょう。
  • 自助に参加しようかどうか迷っている友人に、ミーティングの雰囲気を説明したい。
  • 専門家や社会、マスコミに向けて、男性サバイバーの実態を理解してもうらために、自助の内容や一般化された被害事例を、直接話したり印刷物(本や雑誌など)などを通じて紹介する。
  • 他のグループが男性サバイバーの自助グループをはじめる際に、私たちのグループの経験を提供をする。
  • 自助ミーティング以外の場所で、参加者同士が自助の運営について話し合う。

話して良いかどうか迷ったときは、話さないでおけば間違いありません。

2002年8月、2005年一部更新。以上は過去のミーティングでの話し合いを踏まえています。

【個人情報(メールアドレス・電話番号・住所・本名など)の交換について】02.6

お互いの信頼関係が出来てきたら、個人情報を交換するのもよいと思います。

自助ミーティング以外の場や電話でおたがいに助け合ったり、裁判支援や情報交換や社会啓発をしたり、一緒にお茶をしたりして、ネットワークを広げ楽しみを共有してゆくこともエンパワメントになります。

やはり一番親身になって話しを聞いてくれるのは同じサバイバーですし、サバイバー同士でうまく分かち合いや支え合いができると、それはすばらしい経験になります。

はじめはメールアドレスの交換からはじめて、その後、必要ならば電話番号や住所などを交換してはいかがでしょう。

ただ、無用なトラブルを避けるために、ルール(境界設定)をちゃんとしておくとよいと思います。電話を掛けて良い時間帯はいつか、電話の内容は事務連絡だけにとどめるのか、じっくり話しを聞き合うのか、また自宅を訪問しても良いかなど、おたがいの境界をあらかじめ決めておくことをお奨めします。

また、このルールは交際の変化とともに、変えてゆくとよいと思います。

(2002年4月3日改正)

 

 

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